我が家の子鉄(2歳半)が今でも大好きなでんしゃ絵本5選(長ーく読める絵本を厳選しました!)
1歳の誕生日におばあちゃんにプラレールN700Aを買ってもらってから、乗り物、特に電車が大好きになった長男。生まれてからずっと続けている本の読み聞かせでも、自然と電車がテーマの絵本を読む頻度が増え、自然とその種類も増えてきました。特に、1歳半頃からは自分で読みたい本を持ってくるようになり、2歳半になった今でも愛読しているおすすめの絵本5選を紹介したいと思います。
①「エンソくん きしゃにのる」
とにかく強烈な絵と不思議な世界観の絵本。このはっきりした絵が子供にウケたんでしょうね。エンソ君がほげた駅からほいざ駅まで、初めて一人で汽車に乗っておじいちゃんに会いに行くという単純なストーリーでわかりやすいです。「エンソくんて塩素くん?」「ほいざやほげたってどんな漢字なんだろう・・・」とか個人的には気になりましたが調べても何もわかりませんでした(笑)
オススメポイント その1「ちょっとした数字のべんきょうになる」
エンソくんが「えーと、3ばんせんは・・・あっ、あそこだ!」と自分の乗るホームを探す場面があります。数字が大好きな長男は、3番線をエンソくんと一緒に指さすのが大好きでした(笑)
オススメポイントその2「ぽーっしゅっぱーつ!の掛け声がたのしい」
汽車がほげた駅を出発するときの掛け声「ぽーっしゅっぱーつ!」も長男の大喜びポイントでした。子供って運転手さんや車掌さんの真似が好きですよね。
②「パオちゃんのでんしゃごっこ」
パオちゃんたちが平均台の鉄橋を渡ったり、ジャングルジムのトンネルを通ったり、でんしゃごっこをしながらパオちゃんの家に向かいます。最後は、おやつを食べてお腹が膨れ満員電車になるというオチつき!
おすすめポイントその1「真似できるセリフが多い」
「おはやくおのりくださーい」「はやいはやいびゅーん!」等子供たちが大好きで真似したくなるセリフがいっぱい!息子はほぼ暗唱していました(笑)
おすすめポイントその2「キャラクターが可愛い」
パオちゃんシリーズは他にも持っていますが、パオちゃん、うさぎちゃん、ぺんぎんちゃん、わにちゃん、あひるちゃんという子供になじみのある動物のキャラクターが可愛く、ストーリーもしっかりオチつきです。我が家の子供たちの大好きなシリーズの一つです。
③「でんしゃ」
絵がはっきりしているので一見小さい子供向けかと思うのですが、2歳の今でも十分楽しめる絵本です。海外の絵本なので日本の新幹線や特急電車は出てこないのですが、似たような見た目の電車が出てくるので、長男は楽しんでいました。たとえば、表紙の電車は東武鉄道の「りょうもう号」に似ているそうです(笑)
おすすめポイントその1「色々な電車やそれにまつわる色々な情景が出てくる」
機関車、貨物列車、寝台列車、特急等色々な電車が描かれているので、電車好きな子は飽きずに楽しめると思います。また、線路の工事の様子、踏切の様子等電車にまつわる様々な情景が色々な構図で描かれていて楽しいです。
おすすめポイントその2「情景がそのまま文章になっていて分かりやすい」
「でんしゃがはしっています」「かもつれっしゃがてっきょうをわたります」など、絵の説明がそのまま文章になっているのでとにかく分かりやすいです!
④でんしゃのひみつシリーズ
シリーズが全8巻(リニア、700系新幹線、貨物列車、地下鉄(首都圏)、ドクターイエロー、東北新幹線(はやぶさ)、山手線、SL)出ており、我が家は読破しています。大人もとても勉強になります!
オススメポイントその1「電車の内部の様子や仕組みが分かって面白い!」
電車の運転席のつくり、車両基地での検査の様子等普段なかなかお目にかかれない「でんしゃのひみつ」が盛り込まれていて、子鉄心をくすぐるようです。うちの息子は、このシリーズを読んでから、プラレールを使って検査ごっこをよくしています(笑)
オススメポイントその2「大人も楽しめる!」
本編ももちろん面白いし知らないことばかりなのですが、一番最後にはその電車の更に詳細な解説やトリビア話が載っており、大人もかなり楽しめます。私もこの本を読んで新幹線だけでなく様々な電車に興味を持ち、調べるようになりました。
⑤「せんろはつづく」シリーズ
電車で走りたいけれど線路がない・・・線路がないなら作ればいいじゃん!という軽いノリでどんどん線路を作っていくお話。電車の絵本は山ほどあるけれど、線路にフィーチャーした絵本て珍しい!当然、電車は線路がないと走れません。でもそんな当然のことに改めて気づかせてくれる絵本。長男のお気に入りです。
息子は特に「せんろはつづく まだつづく」がお気に入り。目の前の試練に合わせて工夫して線路を作っていくストーリーが、どんな困難にぶちあったっても工夫すれば解決策はあることを教えてくれます。
オススメポイントその①「どうする?の問いかけが楽しい!」
線路を走っていくと直面する試練・・・「どうする?」の問いかけのあと、絵本のこどもたちはダイナミックな解決策を考え実現していきます。ストーリーの素晴らしさは上述のとおりですが、子供にとってはこの「どうする?」が楽しいらしく、日常生活でも「どうしたらいいかな?」と問いかけをするきっかけにもなりました。
オススメポイントその②「鈴木まもるさんの絵が素敵!」
細かい風景が描かれていて、「あ、猫いたよ!」「とんぼいたよ!」と見つけるのが楽しい様子。柔らかくあたたかいタッチの絵は、さながら芸術作品のような感覚で見入ってしまいます。
いかがだったでしょうか?でんしゃの絵本は数多くありますのでその子に合った絵本を見つけてあげたいですね。私も引き続きリサーチしていきたいと思います!